Competing Imperialisms in Northeast Asia, 1894-1953

会議プログラム、早稲田大学

会議プログラム

「せめぎ合う帝国主義-1894-1953の北東アジア:コンセプトとアプローチ」
2019年4月19-20日、早稲田大学
20世紀メディア研究所
早稲田大学政治経済学術院

暫定プログラム (English version)

4月19日(金)

09:00 開会

09:45-11:15 パネル1 帝国主義と反帝国主義
クリストファー W.A. スピルマン(帝京大学)「日本の大陸膨張の要因としての社会進化論」
アレクサンドル・ティトフ(クイーンズ大学ベルファスト)「帝国か祖国か? 北東アジアへのロシアの関与におけるインペリアルとナショナルの曖昧さ」
ダラ・ギャノン(クイーンズ大学ベルファスト)「東洋と西洋の邂逅:韓国とアイルランドにおける革命の結びつき,1919-1923」

11:30-13:00 パネル2 列強と北東アジアの国境地帯
林悦忻(エクセター大学)「ポイズン・マネー」:戦争と革命における中国のルーブル流通圏
長與進(早稲田大学)「1920年4月11日にハイラル駅でなにが起こったか」
中山大将(京都大学)「日露/ソ境界地域における境界変動と住民:サハリン/樺太とクリル/千島

昼食

14:30-16:00 パネル3 報道機関と国家
鄭晋錫(韓国外国語大学校)「帝国の支払日:日英関係における朝鮮問題,1904-1910
谷川舜(早稲田大学)「諸帝国の中における近代日本の植民地言論の誕生,1898-1912
ピーター・オコーノ(武蔵野大学)「信頼性と国家の誠実性:北東アジアにおける遅れてきた帝国主義の売込み,1928-1941

16:15-17:30 パネル4 帝国のイメージ
エマ・ライス(クイーンズ大学ベルファスト)「草創期の写真における北東アジアの表象」
ピーター・ロビンソン(日本女子大学)「『タイムズ』紙の日本およびロシア付録におけるエリザベス・キースとウルリック・ファン・デン・ボガードによる図像:芸術による仲介,1914-1917

18:00 基調講演
梅森直之(早稲田大学)「国民国家と植民国家のはざま:明治日本における警察・監獄制度の創設」

夕食

4月20日(土)

09:00-10:30 パネル5 日英関係をめぐる見解と認識
堀田綾子(ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス)「虚ろな同盟:大英帝国と日本の協力と競争、1902-1923
齋藤英里(武蔵野大学)「比較帝国主義:矢内原忠雄の植民学再考
土屋礼子(早稲田大学)「アジアにおける日英宣伝のせめぎあい:メディアのナショナリズムと帝国主義のはざま 1926-1945」

10:45-12:10 パネル6 北東アジアにおける国際地政学
シュラトフ・ヤロスラブ(神戸大学)「「列強」の盛衰:1895-1945年における日本とロシア」
シェルゾッド・ムミノフ(イーストアングリア大学)「ソ連の優位性という神話:東アジアにおける日本人戦略家のソ連勢力への先入観について,1925-1945」
小林聡明(日本大学)「朝鮮戦争への日本の参戦, 1950-1953

昼食

13:45-15:15 パネル7 北東アジアの人々の移動と流転
チョウ・ミキ(ケンブリッジ大学)「海を越える朝鮮人: 1910-1953年における帝国日本への移動」
飯島真里子(上智大学)「協働する植民地:糖業と移民から見る日本帝国期の太平洋
小林昭菜(多摩大学)「軍国主義から共産主義へ:日本人捕虜はソ連でどのように変わったか

15:30-16:15 基調講演
アグライア・デ・アンジェリ(クイーンズ大学ベルファスト)「せめぎ合う帝国主義ネットワーク:アイデアからプロジェクトへ」

16:15-17:00 CIRNプロジェクト・ミーティング(CIRNメンバー)

夕食